水虫はとても辛い症状がでます。症状の中にも痒みや痛みなど様々なものがあり、それによって治療薬も変わってくるので、むやみにドラッグストアで治療薬を選ぶのは正解とはいえません。また、水虫が発生する場所によっても治療法が変わるのでしっかりと自分の症状を知った上で治療を開始する必要があります。

爪水虫を手術で治療するパターンもある

爪水虫は足水虫のように痛み・かゆみをほとんど感じないという特徴があります。また、初期のうちは色や形の変化に築かないことも多く、知らず知らずのうちに進行して症状が悪化してしまう場合があります。

放っておくと他の指にも感染してしまうために早期治療することが大切ですが、足水虫のような塗り薬はほとんど用いられません。爪の表面はかたく、皮膚のようにしっかりと浸透させることが難しいからです。爪水虫の治療には内服薬が用いられることが一般的です。爪が生え変わるには少なくても半年はかかるために、その間は薬を服用し続けることになります。また、肝機能障害があったり、他の病気の治療のために飲んでいる薬との相性がよくない場合は内服薬を用いた治療はできません。

また、爪水虫が悪化して、爪が割れたり膿をもつなどの症状が現れるまでになると内服薬では対処できなくなることもあります。悪化の状態によっては手術で爪を剥がしたり膿を取り除かなければなりません。再発を防ぐために白癬菌が感染している皮膚を取り除くことも必要です。爪を剥がし皮膚を取り除くわけですから麻酔を用いてもかなりの痛みを伴う手術です。術後も化膿を防ぐために抗生物質を服用しなければなりません。

この手術の問題点は完治するまでに1年近くの時間がかかるということです。足の爪は指の爪ほど成長の速度は速くなく順調に爪が生えてこなければさらに期間がかかります。足の爪は人間の体重を支え歩く時に蹴り出す力を伝える役割があります。もしも足の爪がなければ歩くことに不自由を感じることになります。この手術にはそのようなリスクもあることを忘れてはいけません。

爪水虫の治療で何よりも大切なことは手術が必要となるまで放置しないで早期治療することです。そのためには、靴下を履く時や入浴時など常日頃から足の爪の色や形をチェックすることが重要です。もしもほんの少しでも変化があれば医療機関に診てもらい、早めに治療するようにしましょう。

爪水虫の治療はレーザー治療が効果的

では、爪水虫の初期症状に気づかずに手術しなければ治らないほど悪化させてしまった場合はどうすれば良いのでしょうか。実はもう1つ、レーザーで爪水虫を治療するという方法があります。レーザーによって白癬菌を蒸散させたり殺菌して治療する方法です。

レーザー治療の特徴は、麻酔を必要とせず、1回の施術時間が10分から20分と短時間ですむことです。爪とその周囲の皮膚にレーザーをあてながら健康な爪に生え変わるのを待つので完治するまでに月1回の施術を続けることになりますが、若干の熱を感じるものの痛みはなく副作用のリスクもほとんどありません。施術後はそのまま帰ることができます。

爪水虫のレーザー治療はアメリカで安全で高い効果があると認められFDAが認可している治療法です。ただ残念ながら、日本ではまだ厚生労働省の認可がおりていません。そのために保険が適用されず費用は自費となります。病院ごとにレーザー治療の費用は異なるので施術を受ける前に確認することが大切です。

しかし、肝機能に問題があったり、他の薬を服用している方にとってはレーザー治療は願ってもない爪水虫の治療法といえるでしょう。また、レーザー治療は単独で行わなければならないという治療法ではありません。内服薬と併用しながらレーザー治療の施術を受けることも可能です。2つの治療法を併用すればそれだけ費用はかかりますが、併用することで治癒が早まるという期待も持てます。

いずれの治療法を選択するにしても、爪水虫の治療には時間がかかるということだけは共通しています。完治したかどうかも自分で判断することは困難です。早期治療を心がけ、医療機関に完治したと認められるまで根気よく治すことが大切です。

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