水虫はとても辛い症状がでます。症状の中にも痒みや痛みなど様々なものがあり、それによって治療薬も変わってくるので、むやみにドラッグストアで治療薬を選ぶのは正解とはいえません。また、水虫が発生する場所によっても治療法が変わるのでしっかりと自分の症状を知った上で治療を開始する必要があります。

小水疱型水虫はエンペシドクリームを使って治療する

水虫に悩まされている人は非常に多いと思います。しかし、その中でどの程度の人が医療機関を受診して治療を受けているかというと、その割合は低いのではないでしょうか。また市販薬も販売されていますが、薬剤師と相談しながらきちんと治療を行っている人も少ないでしょう。水虫の治療にはやはり医療機関を受診して確定診断をしてもらう必要があります。同様の症状があってもそれが他の皮膚病であったら抗真菌剤を使っても効果はありません。

エンぺシドクリームはクロトリマゾールを主成分とする抗真菌剤です。エンぺシドクリームの特徴としては角質親和性が高いこと、皮膚への貯留性が高いことが挙げられますが、これは塗り薬の使用効果を上げるためにはとても重要なことです。

作用機序としては真菌の細胞の細胞膜や核膜に特異的な和性をもって結合し、その構造や機能に障害を与えることによって抗真菌作用を現します。通常、水虫などの皮膚真菌症の治療に用います。

塗り方は一日2から3回、患部を清潔にして塗布します。小型水泡型の水虫には効果的ですが、注意すべきは著しい糜爛のある部分には使用しないことです。

薬には効果もあれば副作用もあります。内服薬のみならず塗り薬も同様です。エンペシドクリームの副作用としては刺激感や皮膚炎、発赤、紅斑、皮膚のただれなどが挙げられており、症状が出たら使用を中止して医師や薬剤師に相談しましょう。

水虫の治し方、特に塗り薬を使用する場合は根気強い治療が必要になります。症状が無くなると治ったと勘違いして治療を中止する人が多いのですが、完全に完治の診断を受けるまでは塗り薬を中止することは避けなければなりません。

水虫にもいくつかの症状があり、多くの人が気づくのは指の間がかゆかったり、小さな水泡ができる小水疱型の水虫でしょう。塗り薬を使用して治療を始めると水泡が無くなったり、かゆみもなくなります。これが治ったと勘違いする原因になっています。この時点で治療を中止すると繰り返し発症します。

エンペシドクリームは水虫以外にも効果的

エンペシドクリームはクロトリマゾールを主成分とする抗真菌剤であることは前にも書きましたが、水虫のみならず他の真菌による皮膚疾患にも効果があります。水虫は白癬菌によって起こる皮膚疾患ですが、その他にも真菌の中にはカンジダ菌や癜風菌などがあります。

カンジダとはよく聞く名前ではありますが様々な形で人体に影響を及ぼします。皮膚に症状を起こすカンジダには手カンジダ、爪カンジダ、指間糜爛、乳児寄生菌性紅斑などがあげられます。これらの症状にもエンペシドクリームが有効です。

癜風菌で起こす癜風という皮膚疾患もあります。これはあまり聞きなれない病名かもしれませんが、背中や胸に粉をふいたような丸い皮疹ができます。かゆみなどの症状がないため背中にできた場合など気づかずに経過することも多いようです。この皮膚疾患にもエンペシドクリームが有効です。

皮膚疾患にはほとんど気にならないような症状から苦痛を伴うものまで様々です。そして症状が軽いから、気にならないからと放置されやすい疾患でもあります。またドラッグストアなどで自己判断で塗り薬を購入して使用している人も多いでしょう。しかし、皮膚のトラブルには必ず原因があります。その原因にそった治療をすることが大変重要になります。原因によって塗り薬の塗り方や治し方もことなってきます。

例えば、水虫であれば皮膚などを採取して顕微鏡で観察し、白癬菌の存在を確認することで簡単に診断できます。そこで初めて抗真菌剤の使用が有効であると処方されるべきものです。小水疱型の疾患にも汗疱などがありその判別診断は重要です。

皮膚疾患の中には他の人に感染するものも多く、皮膚科を受診して正しい診断を治療をすることが大切です。

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